漏れ試験
バキューム(真空)テスト
たくさんの板を溶接して1隻の船ができあがります。その溶接部に穴が開いていると、水や油が漏れてしまいます。そのような事態にならないための検査です。
試験方法
検査面の一方を真空(負圧)にし、検査面とその反対側との差圧よって生じる気体の漏れを発泡液を使い観察・検知することで漏れ個所を検知します。自社の技術、装置を用いることにより、局所的に検査することができます。
試験片を使った検査
【減圧前】 | 【減圧後】 | |
極小貫通穴の開いた鉄板を用いたテストです。
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検査面を真空にすると、漏れ部分から泡が生じます。 |
実際の溶接部漏れ
【減圧前】 | 【減圧後】 | |
穴が開いているので、漏れ部分から泡が発生します。
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船体切替え部溶接検査
船の外板底面部のバキューム検査をしています。
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バラストタンク(※)上部のバキューム検査をしています。
(※バラストタンクとは、海上でバランスを取るため重り代わりにする海水(バラスト水)を積むタンクのことです。)
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当社実績
●新造船溶接個所の発泡漏れ試験
●タイト面カラー部、コーナー部、タイト部